Pate de verre

Pate de verreブローチ

Pate de verreとは

パート・ド・ヴェールは紀元前16世紀頃にメソポタミアで考案されたガラス工芸技法です。
パート・ド・ヴェールの技法は、ガラス粉末に、糊料を加え練ったものを型に詰め、そのまま窯の中で焼き上げ、冷却後仕上げるガラス成型法のことです。
細かい部分にも自在に発色させることができるため、極めて表現豊かな作品を作ることができます。

Pate de verreブローチ

Pate de verreブローチ

ローマ時代になって一旦は消滅したこの技法が再現されるのは、19世紀末に起こったアール・ヌーボーの作家達によってでした。
しかしこの時代にも秘法として後世に残さなかったために、2度目の消滅をしてしまいます。

Pate de verreブローチ

原理的には原始的で単純とはいえ、極めて微妙で且つ繊細なテクニックが要求されるのですが、塩島敏彦は、卓越した造形力と、より繊細で微妙なテクニックで、今までどの時代の作家も成し得なかった宝飾品として展開しています。

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